この道10年以上だからこそ、現場スタッフの気持ちがわかる

今も昔も変わらない助け合う風土が好きですね

エーオーアイにはアルバイトとして入社しました。入社当初では考えられませんが、入社して3年後には正社員登用、 現在は主任になり現場を指揮する立場になっています。主任になった今でも変わらず大切にしているのが「助け合う」こと。1日にこなさなければいけない業務量が決まっているので、その仕事をどうしたら対応できるかを考えていきます。今でも忘れられないのが、大手ピザ屋のピザの生地、サイドメニュー、チーズの倉庫管理をしていた時のこと。普段であれば1日に1000種類の商品を入庫・出庫していきますが、その日はなんと5000種類の商品を1日で対応しなければなりませんでした。仕事量が5倍近くあったにもかかわらず、無事に終えることができたのは仲間の存在があってこそ。私が声をかけなくても、部下たちが自ら動き同僚の仕事をサポートし、アルバイトさんに指示を出している姿を見た時は、頼もしい気持ちになりましたね。

顔と名前を覚えて声をかける、ちょっとした心がけ

私が常に大切にしているのは「一緒に働いた人の顔と名前を覚えて、できるだけ声をかけること」です。正直、大した話はしていません。アルバイトさんであれば「また来てくれたんだね、今日もよろしく」、同僚であれば「最近、元気？仕事慣れた？」といった、たわいもない会話をします。ちょっとしたコミュニケーションの積み重ねで、また一緒に働きたくなる環境を作ることができると考えています。特にアルバイトさんへの声掛けは、怠らないようにしていますね。私たちの仕事は正社員だけでは務まりません。160名稼働していたら、3分の2がアルバイトさんになります。彼ら彼女らの働きによって、この仕事は成り立っているとも言えるでしょう。仲間を大切にする意識を持つのもアルバイトだった私に、正社員の先輩方が常にあたたかく声をかけてくれたからです。この文化を途絶えさせないためにも、今日もみんなにちょっとした声掛けをしていきます。